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ごあいさつ

助産院でのお産は自然な出産です。
お母さんの生み出そうとする力・赤ちゃんの生まれ出ようとする力、その両方がバランスを取ながら赤ちゃんは生まれてきます。
私はそのバランスが崩れないよう、その親子にあった1番いい形でお産ができるようサポートします。決して私が「産ませる」わけではありません。
お母さんが「産み」赤ちゃんが「生まれ出る」のです。

原点は助産院で産んだ自分の出産でした。当時、総合病院で働いていた私にとって、自分が助産師としてどうありたいかに目覚めた経験でした。
もちろん出産はすべてが自然にスムーズに進むわけではありません。
時に医療の介入が必要なこともあります。
助産師に求められるのはその「医療の介入が必要な時」を見逃さないことだと思っています。

妊娠は女性にとってとても大きな変化でありストレスにもなりえます。
しかし、だからと言ってそれは必ずしも「病」であることではなく女性が持つ自然な形の1つです。
その自然な形に医療が必要となれば医療の手助けを借り、自然なまま出産に挑めれば自然な形で出産をする。
そんな選択があってもいいのではないでしょうか?
もちろん助産院であっても臨時応急の手当ての為の最小限の医療は認められています。
医療と切り離すことなく連携を取ながら、自然分娩を望む方々に寄り添いたい。
そんな想いで助産院をやっております。

病院で出産された方の産後ケアや育児相談にも力を入れております。
安産の「安」は「安全の安」「安心の安」「安楽の安」だと思っています。
どこで産んでもどのような出産でも「安産」と思えることで、全てのお母さまが幸せに子育てできるほんの小さな力になれれば嬉しいです。

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院長経歴

昭和63年 静岡済生会総合病院付属高等看護学院卒業
平成元年 東京女子医科大学看護短期大学助産学専攻科終了
静岡済生会総合病院勤務
平成10年 増田助産院勤務
平成14年 静岡県立大学看護学部実習教員として助産学生指導
平成16年 おしか助産院開院
平成24年 現在地に移転

私たちのこだわり

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診察及び入院

妊婦健診

● 尿検査(尿蛋白・尿糖のチェック)
● 血圧測定
● 腹囲・子宮底の測定
● 児の心音聴取
● エコーにて児の発育状態の確認(推定体重などを測ります)

助産院での健診の他、前中後期に病院での健診を受けていただきます。
早期の妊娠確認も可能です。
費用については、県内の方は市町村の妊婦健診票が利用できます。他県の方は出産後に償還払いが受けられる場合があります。各自治体にお問い合わせください。

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入院

出産

和室のお部屋でのフリースタイル分娩となり、分娩台はありません。
ご家族・お子様はもちろんどなたが立ち合いをされてもかまいません。
出産時は、基本的には分娩時の薬剤使用はいたしませんが、必要に応じて嘱託医療機関より指示されている薬剤を使用することもあります。

出産後

出産後2時間は安静となり、起き上がることはできません。
2時間経過後歩行確認ができたら入院室に移動します。

入院中

入院は出産日を0日と数え4~5日間となり、母子同室が基本です。
ご主人のご面会は時間の制限をしておりません。夜もゆっくりとご家族の時間をお楽しみください。上のお子様を連れての入院は他の入院の方がいなければ対応いたします。ご相談ください。

退院前に提携している小児科医院にて小児科医師による診察を行います。

退院後

1週間~10日後に赤ちゃんとお母さんのチェックを行います。市町村の産後健診チケットが利用できます。産後健診チケットのない市町村の方はご相談下さい。
小さな赤ちゃんや気になるところがある場合は1ヶ月健診までの間こまめに無料でフォローいたします。

ベビーバス、体重計等の無料貸し出しも行っております。お気軽にご相談ください。

1ヶ月健診は、赤ちゃんは退院健診をしていただいた小児科医院にて行います。それが終わりましたらおしか助産院に寄っていただきお母さまの健診をいたします。

また、当院にて出産された方は1歳のお誕生日まで無料の育児相談が利用できます。

産後ケア

静岡市に住民票がある方は静岡市産後ケア事業が利用できます。助産院への産後入院・来院での母乳ケア・新生児の沐浴実施・育児相談など手ごろな金額で利用できます。ぜひ当院にお問い合わせください。

なお、当院においては産後ケア入院時の乳児の預かりはしておりません。母児同室にてお過ごしいただきます。ご了承下さい。